こちらは、フットサル用語集になります。
- 「フットサルチームに入ったけど、練習で使っている言葉がわからない」
- 「サッカーからフットサルに転向したばかり」
- 「新人に用語説明するのが面倒!」
といった方たちにご参考になればと思います。
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一部、「作者の意思」がこもった説明もありますがご了承ください!
ア行
ア
アイソレーション
「孤立」を意味する。1対1が得意な選手にスペースを与えるため、周りの選手が離れること。
アタッキングサード
コートを3分割したときに、相手ゴール側のゾーンのこと。
アラ
フィールドプレーヤーの中で、サイドにポジションを取る選手のこと。右サイドのアラを「右アラ」、左サイドのアラを「左アラ」と呼ぶ。
アラアラ
アラとアラのパスコースのこと。ディフェンス時に「アラアラ切れ!」という言い方でよく使われる。
アラコルタ
サイドにいる選手がパスを受けるときに、中にトラップしてマークを外すこと。
イ
イプシロン
Y字になって守るディフェンスのフォーメーション。Y(ギリシャ文字第20)から由来。
ウ
ウン・ドイス
サッカーの「ワン・ツー」と同じ意味で、2人の間のパス交換で突破すること。ウン・ドイスはポルトガル語で「1、2」の意味。
エ
エイト
「8の字」を描くように、フィクソとアラが3人でボールを回すこと。
エントラリーニャ(=エントレリネアス)
2人のディフェンスラインの間のこと。ライン間。
オ
オーガナイズ
「トレーニングメニューを組み立てる」「体系化する」などの意味。英語の「organize」のこと。
オリエンタード
方向づけをしたボールコントロールのこと。
カ行
カ
カットイン
サイドから中央へ切り込むドリブル。
キ
キックイン
ボールがタッチラインを越えて外へ出た場合、サッカーではスローイン(手でボールを投げる)でプレーを再開しますが、フットサルではキックイン(足でボールを蹴る)でプレーを再開します。
キックインのルールは、改定されることがあります。2021年現在は、以下の通りです。
- ボールを蹴る準備ができてから4秒以内に蹴る。
- ボールを置くのはタッチライン上。
- キックインからの直接ゴールは認められない。
- タッチラインに軸足が入ってもOK。
- 相手チームは、キックインをする場所から5m以上離れなければならない。
ク
クワトロ
ピヴォを置かずに、4人がお椀型にポジションを取るフォーメーション。4-0とも言う。
ケ
ケブラ
「折れる」を意味する言葉で、マークを外すため折れるように走ること。
コ
ゴレイラ
フットサルの女性ゴールキーパーのこと。
ゴレイロ
フットサルのゴールキーパーのこと。
コントラピエ
トンパと同じ意味。パスを受けるときにボールを迎えに行き、その進行方向にトラップ(ドリブル)すると見せかけて、足元にボールを止めること。
サ行
サ
サイ
ピヴォとアラが入れ替わり、ディフェンスのマークを外すプレー。サイという言葉が「どけ!」という意味。
サインプレー
チームで決められた動きをすること。キックインやキックオフ、フリーキックなどでよく使う。
シ
ジアゴナール
ジャグナウと同じ意味。パスを出した後に、対角線にポジションを取ること。
ジャグナウ
ジアゴナールと同じ意味。パスを出した後に、対角線にポジションを取ること。
ジャンプ
自分のマークする相手を離してボールホルダーへ寄せること。
ジョガータ
サインプレーと同じ意味。チームで決められた動きをすること。
ス
スクリーン
ブロックと同じ意味。オフェンスの仲間が壁になって、相手ディフェンスの邪魔をするプレーのこと。
セ
セカンドセット
フィールドプレーヤーのうち、一緒に出場する4人組みのことで、ファーストセットと交代して出ていくセット。
セグンド
ポルトガル語で2番目の意味。トップチーム名が○○に対し、2軍のチームを〇〇セグンドと言ったりする。「セグンドポストに走ること」を略して「セグンド」と言う人もいる。
セグンドパウ
ボールの位置から遠い方のゴールポスト(ファーポスト)のこと。ボールの位置から近い方のゴールポストを1番としたときに、2番となるからセグンドパウと呼ばれる。
ソ
ゾーンディフェンス
与えられたゾーンを守るディフェンスシステムのこと。
タ行
タ
退場
退場者が出た場合、ペナルティとして2分間、選手の補充ができない。相手チームが2分以内に得点した場合は、その時点で選手を補充できる。
第2PK
ゴールから10m離れたところから行われるPK。チームとして6つ目のファウル以降は、すべて第2PKとなる。チームファール数は、ピリオドが変わると(後半になると)リセットされる。
なお、第2PKとなった際に、ゴールから10mではなく、ファールを受けたところから壁なしのフリーキックも選択できる。
タイムアウト
各ピリオドで1分間のタイムアウトを取ることができる。第3審判に申告した後、プレーが切れたときに、次のプレーの再開がマイボールになるときにタイムアウトになる。
チ
チョンドン
キックインやコーナーキックの際に、キッカーが「チョン」とボールを触って、味方がシュート(ドン)すること。
ディフェンディングサード
コートを3分割したときに、自陣ゴール側のゾーンのこと。
撤退
ディフェンスラインを突破されたときに、ディフェンスが自陣に向かって戻ること。
テンポライズ
オフェンスのカウンターで、味方の上がりを待つためにドリブルのスピードを調節すること。
ト
トゥ―キック
つま先でボールを蹴ること。
トランジション
攻守の切り替えのこと。守備から攻撃への切り替えを「ポジティブトランジション」と呼ぶ。逆に攻撃から守備への切り替えを「ネガティブトランジション」と呼ぶ。文字が長いので略して「ポジトラ」「ネガトラ」と呼んだりする。
トンパ
コントラピエと同じ意味。パスを受けるときにボールを迎えに行き、その進行方向にトラップ(ドリブル)すると見せかけて、足元にボールを止めること。
ナ行
ナ
中ドリ(なかどり)
サイドから中にドリブルすること。
なめる
足裏でボールを「なめる」ように運ぶこと。
ニ
偽ピヴォ
本来はピヴォではない選手に、一時的にピヴォの役割をさせること。
ハ行
ハ
バ
パスを受けるときに、マークにつかれているディフェンスの裏に走ること。
バックドア
相手の背後で駆け引きをして、マークを外すこと。
バックパス
以下のプレーが行われたとき、バックパスとなり、間接FKが与えられる。
- キーパーにパスをして、キーパーがキャッチしたとき。
- キーパーから始まったボールが相手に触れずに、キーパーにパスを返したとき。
パラレラ
ポルトガル語で「平行」という意味で、タッチラインに平行にパスをすること。
パワープレー
キーパーが敵陣に入って攻撃参加すること。通常、負けているチームが逆転するために使う戦術。
パワープレー返し
相手がパワープレーをしているときに、ボールを奪取してロングシュートを打つこと。
ヒ
ピヴォ
フィールドプレーヤで最前線にポジションを取る選手のこと。テレビの解説で「サッカーでいうセンターフォーワード」という表現をよくされる( しかし、この表現は好きじゃない 笑)。
ピサーダ
足裏を使って自分の後方へパスを送ること。
ピック&ロール
ボールを保持している選手に向かってブロックに行き、その後にパスを受けること。ブロック&コンティニューと同じ意味。
ピリオド
前半を1stピリオド、後半を2ndピリオドと呼びます。ちなみに、ビーチサッカーは、3ピリオド制になります。
フ
ファーストセット
フィールドプレーヤーのうち、一緒に出場する4人組みのことで、キックオフの際に出場するセットのこと。
ファー詰め
ファーポストに向かって、オフェンスの選手が走ること。ファー詰めすることで、シュートのこぼれ球やシュート性のパスをゴールに押し込めるので、得点が生まれやすい。
フィクソ
フィールドプレーヤ―の中で、一番後ろにポジションを取る選手のこと。ベッキとも言う。
フィンタ
フェイクと同じ意味。「フィンタ」という言葉を使っている人に、まだ出会ったことがない。
フェイク
フェイントと同じ意味。相手の意表をつくこと。フットサルでは、ボールを受ける前の予備動作のことを指すことが多い。
プルプッシュ
足裏でボールを引いて、相手が食いついてきたときに、ボールを押し出して、相手のプレスを回避すること。石関聖選手の必殺技。
ブロック
スクリーンと同じ意味。オフェンスの仲間が壁になって、相手ディフェンスの邪魔をするプレーのこと。
ブロック&コンティニュー
ボールを保持している選手に向かってブロックに行き、その後にパスを受けること。ピック&ロールと同じ意味。
ヘ
ベースライン
縦軸のコートを縦半分にした時の中心の基準線。
ベッキ
フィールドプレーヤ―の中で、一番後ろにポジションを取る選手のこと。フィクソとも言う。
ヘドンド
「旋回」を意味する。「ドリブル→止まる→パスする→フリーラン」を繰り返しながらパス回しをすること。右利きの人が多いので、反時計周りになることが多い。左利きが揃って逆回りができるとなんだか嬉しい。
ホ
ボランチ
オフェンスが、「ディフェンスの死角から前に入る」または「ディフェンスの背後から入る」をした後に、ボールを受けること。
マ行
マ
前プレ
前からプレスするディフェンスのこと。バスケットボールでいうオールコートプレスのこと。
マンツーマンディフェンス
マークを変えずに、1対1でマークするディフェンスシステムのこと。
ミ
ミドルサード
コートを3分割したときに、ピッチの真ん中のゾーンのこと。
ラ行
ラ
ラインカット
オフェンスが、「ディフェンスの死角から前に入る」または「ディフェンスの背後から入る」ことでディフェンスのマークチェンジをしづらくさせる戦術。
ライン間
2人のディフェンスラインの間のこと。エントラリーニャ(=エントレリネアス)と同じ。ライン間でいい状態でボールをもらえるとチャンスになりやすい。
ロ
ロンド
決められた範囲でオフェンス・ディフェンスに分かれてパス回しをすること。いわゆる「鳥かご」。
ワ行
ワ
ワン・ツー
サッカーのワン・ツーと同じ意味で、2人の間のパス交換で突破すること。フットサルでは「ウン・ドイス」とも言う。
数字
2-1-1
ディフェンスのフォーメーションで前から「2人、1人、1人」と配置すること。イプシロンと同じ意味。
3-1
ピヴォを置くフォーメーション。「3」がフィクソ・アラを表し、「1」がピヴォを表している。
4秒ルール
フットサルには、試合展開を早くするため、様々なところで4秒以内にプレーをしなければならない。4秒を超えると相手の間接フリーキックとなる。
・キックイン、コーナーキック、直接フリーキック、間接フリーキック
→ボールをセットしてから4秒以内にボールを蹴らなければならない。
・ゴールクリアランス
→キーパーがボールを保持してから、4秒以内にボールを離さないといけない。
・インプレー中にキーパーが自陣でボールを保持したとき
→4秒以内にボールを離さないといけない。
4-0
ピヴォを置かずに、4人がお椀型にポジションを取るフォーメーション。クワトロとも言う。